ご挨拶

この度は川口壮二郎行政書士事務所のウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。

行政書士って何をする仕事ですか？と尋ねられることがしばしばございます。
行政書士は、一言で申し上げると「予防法務」の専門家です。みなさんは、「予防法務」という言葉を耳にされたことがございますでしょうか。

法的なトラブルが生じた後に、事後的に訴訟等で解決を図る「事後法務」に対して、適切な契約書、遺産分割協議書、離婚協議書の整備や業務を行うに際して必要となる許認可等の取得をすることにより、法的なトラブルを未然に防止し、または、事前に法的なトラブルによる損害を軽減する措置を取ることを「予防法務」と言います。

行政書士の業務において、契約書のチェックをしていると、「徹頭徹尾相手方に有利な契約書だな。」と感じることもしばしばです。このようなリスクの高い契約書をもとに取引が継続されると、いざトラブルが生じたときに思わぬ損害を被ることもありえます。

予防法務の観点からは、契約書等の事前の整備によって、法的なトラブルが何も起こらないことこそが理想的であり、そういう意味では、予防法務の効果は、目に見えづらいものかもしれません。

しかしながら、いざ法的なトラブルが生じた後に事後的にこれに対する措置を講じることは、金銭的、時間的、心理的に大きな負担を強いられることとなります。

他方で、社内に常設の法務部を設置し、予防法務業務にあたらせることは、高額の固定費用がかかり、困難なこともあろうかと存じます。

また、当事務所は法律事務所の内部に設置されています。したがいまして、万一、訴訟等の事後的な措置が必要となった場合には、各分野に精通した経験豊富な弁護士との間で密な連携を取りながら、トラブルへの対処が可能な体制を取っております。

転ばぬ先の杖として、また、法務部のアウトソーシングとして、行政書士の活用をご検討くださいませ。